山梨県老人保健施設協議会

協議会の概要

会長あいさつ

「超高齢化社会」と云われて久しい日本には現在、3,500万人を超す高齢者(65才以上)の方が生活しています。これは日本の総人口の30%に迫る数字です。「少子高齢化」と云う言葉もよく聞かれます。第1次ベビーブーム(1947年~1949年・昭和22~24年)の頃には、毎年260万人以上の子どもが生まれていたのが、1984年(昭和59年)に150万人を割り、2019年には86万人まで減少してしまいました。多くの高齢者を少ない若者が支える社会は本当に困難です。
「どうしたら良いのでしょうか?」
この問題に立ち向かっていくのが私たち介護老人保健施設(老健)です。老健とは多職種が連携して高齢者の生活を支えていく、医療と福祉の中間的な機能を備えた施設です。穏やかで活き活きとした時間を過ごして頂くため、ご家族と大切な時間を過ごして頂くため、住み慣れたわが家で長く生活して頂くため、私たち老健は様々な取り組みを行って頑張っています。山梨県老人保健施設協議会には県内30施設が加盟しており、山梨の高齢者が安心して暮らせるよう様々な情報交換を行い連携しております。

高齢者の介護で困ったら、まずは老健に声を掛けて下さい。

宜しくお願い致します。

山梨県老人保健施設協議会 会長
福田 六花

山梨老人保健施設協議会について

介護老人保健施設は、昭和61年に制度化された医療と福祉の中間的な機能を備えた新しいタイプの施設です。
令和元年12月末時点では全国で3,600を超える施設が整備されています。

山梨県老人保健施設協議会は平成2年に発足し、現在山梨県内の介護老人保健施設30施設が加盟しており、活発な活動を行っております。
その主な活動は、年1回の総会と8部会(看護・介護・支援相談員・リハビリ・栄養士・通所リハビリ・事務長・介護支援専門員)を通した各種研修等です。活動の執行機関は圏域別に選出された理事により運営される理事会で、研修委員・広報委員・福利厚生委員が専任され、年間を通して協議会活動を担っております。
介護保険制度下において、地域における保健・医療・福祉の拠点施設として活動してまいりたいと考えております。

山梨県老人保健施設協議会
運営組織図